新しく大学生になる子供さんを持つ保護者が悩むことはいろいろありますよね。
中でも新しい部屋を探すことはなかなか大変な作業です。
自分が知っている地域で探す場合はもちろん、全く知らない地域で探さなくてはならない場合は、もう何を頼りにしていいのかホント悩みますね。
そして、どのアパートやマンションがいいのか、不動産会社の情報だけを頼りに探すわけですが、これがまあ大変ですよね。。。
我が家は、部屋探し2年目に突入していて、不動産会社と何回かやり取りの経験もして、実際に契約も経験しています。その経験をもとに、数ある物件の中から、我が家がどうして「学生マンション」を選んだのかお伝えしたいと思います。これから物件を探す方にとって少しでもお役に立てれば嬉しいです。
そもそも「学生マンション」とはどういうもの?
「学生マンション」、、、
なんとなくわかる気がするけど、、、 という方もいるでしょう、ざっとまとめてみますと、、、
学生マンション
- 入居者が学生限定 男子限定、〇〇大学限定 などもあります
- オートロックや防犯カメラの設置が多い
- 立地のいい物件が多い
- 家具家電備え付けが多い 冷蔵庫、エアコン、などの家電や、机、ベッドなどの家具があるものもある
- 建物内にコインランドリーがあるか部屋に洗濯機がある場合が多い
- 食堂があるか、部屋にコンロがある場合が多い
- インターネット回線を備え付けてあるところが多い
- 共同風呂か、部屋風呂がある
- 女子専用フロアがあるところもある
- 学生ばかりなので、友達が出来ることもある
- 家賃は家具や食事などいろいろ込みなので高め
- 部屋のサイズは1Kが多い
- 門限はないところが多い
- 〇〇大学専用みたいなところもある
- 合格発表前予約が出来ることが多い
- 住み込みの管理人さんがいる
- 門限はほとんどない
だいたいこんな感じの物件が多いと思います。
ざっくりまとめると、
「設備がいろいろ付いていて、セキュリティは安心で、同年代ばかりで、管理人さんが常駐していて、食事がついている」
という感じですね。その分お金はかかります。
実は1回目はアパートでした
別の記事にも書いてますけど、我が家の長男は浪人中です。なので、今回部屋探しするのは2回目になります。
1回目の現役の時の話です。2月の終わりころ部屋を契約しました。やっぱりちょっと遅かったんですよね。大学合格ならそのまま契約成立、不合格なら不成立になる「合格発表前予約」という便利な契約の部屋でした。残念ながら不合格になってしまったので、そのまま契約不成立となりましたが、その契約をした部屋は「学生マンション」ではなく「アパート」でした。
そのアパートは2階建で、1棟に10室くらいの普通のアパートです。学生マンションなど全く考えていませんでした。その予約したころの状況は、国立二次試験の前期日程が終わってすぐの時期で、とにかく部屋を確保することに必死で、条件に合う物件を片っ端から調べて、不動産会社へ連絡して、ZOOMで打ち合わせして、そのまま契約しました。もっと早くから始めておけば慌てなくて済んだんですけどね。
その部屋の決め手となったのは、「大学まで電車の乗り換えがないこと」、「電車に乗っている時間が短いこと」、などなんですけど、一番の決め手は、「同じ大学の学生限定のアパート」だったということです。
まあさっき普通のアパートと言いましたが、よく考えるとこれも学生限定アパートでしたね、、、「同じ大学の学生限定」以外は普通のアパートです。
同じ大学の学生限定なので、もしかしたら大学で関わる先輩が同じアパートになるかもしれないし、なにか困ったことがある時に相談できるかもしれないし、なんか親近感が湧くから安心かな とか思ったわけです。
全然知らない土地に子供を送り出すわけですから、何かつながりのあるものを求めていたんですよね。
ちなみに我が家は九州で、部屋を直接確認することなく契約しました。本当は実際に見て確認したかったんですが、契約した部屋は東京で、なかなか行けなかったので契約しました。
サイトの情報や不動産会社の担当者さんの話などを総合して、ある程度分かったところで契約したんですけど、今の不動産情報は部屋の内部の写真とかパノラマとかがあるので、だいたいの感じはわかりますよね。まあ細かいキズとかまではわかりませんけど、ある程度はしょうがないですね。あとgoogle map も使って周りも確認しました。
まあ音とか匂いとか日当たりとか細かい環境までは分からないので、もしかしたら騒音とかが後で気になるかもしれないですけどね。
2回目で学生マンションに変更。何が変わったのか
2回目の今回も最初はアパートやマンションを探していました。前回の失敗から反省し、だいぶ早めに探し始めました。7月くらいから本格的に探し始めたと思います。
気持ちに少し余裕があるので、勉強がてら、いろんな物件の内容をチェックしてたんです。大学の寮、学生会館などいろいろみました。
ちなみに「学生寮」は、いわゆる共同生活の色が強めで、先輩後輩があって、イメージとしては合宿的な感じでしょうか。運営はだいたい大学だと思います。
そして「学生会館」は、もうちょっと規則が緩くて、食事・風呂・トイレなど水回りは共有で、部屋は各自にあって、寮母さんがいるようなイメージです。こちらの運営は主に民間企業だと思います。
その中で「学生マンション」という情報がありました。
学生マンションというのは、先ほど書いたような特徴があります。 なるほど「よさそうだけどちょっと高い」、そんな印象ですよね。
ここで、我が家の長男の話になりますが、理系の学部に進学予定です。理系はよく「授業が多い」とか「課題が多くて大変」とか「バイトも出来ないくらい忙しい」などと聞きますよね。「勉強の時間を確保するのが大変」などとも。
そして長男、自炊まったくしません、というか出来ないです。となると、食事が心配だと。適当に毎日好きなものや同じものばかり食べそう。飲食店でバイトするなら「賄い食」があったりして、だいぶ安心なんですけど、そんなバイトの時間もあまり取れそうにない、となると食事付きの部屋がいいんじゃないとなったわけです。
そして学生マンションは「金額が高い」という印象なんですけど、よく考えたらそう大きくは変わらないんじゃないかなと。
お金がかかる?
- 食事代込み
- 冷蔵庫・洗濯機・エアコン・ベッド・机・照明など備え付けの家具や家電が多い
- 電気・水道・インターネットの料金が含まれている or 安く契約できる
食事は、朝・晩作っていただけます。ありがたいです。たしか日曜日はなかったと思います。そして家具家電が備えられているから足りないものだけを買えばいいです。また、長男はそそっかしいので、管理人さんの住み込みもありがたいんですよね。忘れたり無くしたり、、、相談できる大人の人がいると安心感があります。
そういう理由で、学生マンションにしました。長男は自由がなさそうなイメージが膨らんでいてちょっと嫌そうなんですけど、住んでみるとたぶんいいだろうと思っています。のちにマンションとかに引っ越した時、学生マンションはいろいろありがたかったなと思ってくれるといいです。
余談ですけど、
私は、物件の情報をもとにある程度絞ったあとは、その物件の周辺を、必ず「Google map で歩いてみます」。アパートの近くにはどんな店があって、どんな人がアパートの前の道を歩きそうなのか。アパートから駅やバス停まで歩いてみて、お店があって買い物ができそうなのか、道は暗そうなのか、駅の雰囲気はどうなのか。学生が多いのかみたいな。
歩いてみてみると、まあ詳しいことはあまりわからないですけど、なんとなくこんな感じなのかな のような雰囲気は得られると思います。
私、地図が大好きなので、 ときどきGooglemap を見たり歩いたりしています。やってみると意外と楽しいですよ。
まとめ 学生マンションは総合的にいいと思う
住んでみないと実際はわかりませんけど、おそらくいいんじゃないかなと思います。食事は食堂で食べるんですが、1ヶ月ごとに「食事 いる・いらない」を選択できる物件もあるみたいです。
学生マンションの条件は、物件によってすこしずつ違うので、気なる方は細かいところも調べた方がいいと思います。
また、学生マンションは子供の性格によって合う合わないがあると思います。わいわいするのがちょっと苦手とか、いろんな大学生とはあまり関わりたくないとか、そもそも一人が得意など、な人は合わないかもしれないし、あるいは、防犯面で安心・寂しくない・食事を作らなくていい、などメリットもあると思います。
数年間住むわけですから、いろいろ吟味して最適な部屋を探してください。うちも頑張って探します!